光回線とは
光回線は、光ファイバーを主な伝送媒体として利用する固定通信回線です。英語ではfiber-optic access line(ファイバー・オプティック・アクセス・ライン)やfiber broadband(ファイバー・ブロードバンド)と表します。
電気信号を光pulseへ変換し、細いglass光ファイバー内を伝送します。家庭向けでは局側のOLT(Optical Line Terminal/オプティカル・ライン・ターミナル)と宅内側のONUを光配線で結びます。
光ファイバーはデータを運ぶ媒体です。それだけでInternet経路制御、ISP契約、宅内Wi-Fiまで含むわけではありません。

PONを構成する四つの部分
下りフレームを送信し、上り送信時刻をONUへ割り当て、加入者を管理します。
光ファイバー、コネクター、splice、分岐器でOLTから各ONUまでの光経路を作ります。
光信号とEthernet等を変換し、回線事業者から管理されます。
IP経路制御、NAT、ファイアウォール、Wi-Fiを担い、光物理終端とは役割が違います。
PONでは一つのOLTポートを複数ONUで共有する
下流は同じ光木構造上へ送られ、各ONUが自分宛てを選びます。上流は複数ONUが同時送信して衝突しないよう、OLTが時間枠と量を割り当てます。
行比率が大きくても一利用者が常時独占するわけではありません。PON区間、回線事業者の集約、ISP、接続先の容量が実効速度へ影響します。
ポイントツーポイント光回線もある
ポイントツーポイントは局側ポートから利用者側まで一対一の光ファイバー経路を使います。企業向け専用線や一部アクセスで用いられますが、光回線がすべて専用とは限りません。
GPON、XG-PON、XGS-PON、10G-EPONなどはPONシステムの種類で、行比率、波長、フレーム、上り割当、共存方法が異なります。
光信号にも損失と故障がある
コネクターの汚れ、強い曲げ、splice不良、分岐器、長い距離は受信光電力を下げます。光ファイバーを直視せず、専用測定器と安全手順で確認します。
ONUの光lampが異常なら光区間、正常でルーターがWANアドレスを得られないなら認証・ISP側というように境界を分けます。
最大速度は媒体だけで決まらない
契約プロファイル、PON方式、Ethernetポート、ルーター処理、LANケーブル、Wi-Fi、端末、サーバーでボトルネックが変わります。10Gbps契約でも1GbEポートを通ればそこで上限ができます。
光回線を読むときは、光ファイバー到達位置、PON方式、共有範囲、ONU、ルーター、ISP接続、宅内LANを順に分けます。
point-to-multipoint ODN、OLT・ONU、XGS-PONのdownstream・upstream line rateとsystem構成の確認資料:ITU-T G.9807.1