ネットって、どうやってつながっている?
ふだん使っているネットの中を、
ちょっとのぞいてみよう。
スマホでWebページを開くだけでも、Wi‑Fiやルーター、回線、Webサーバーなど、いくつもの仕組みが動いています。ここでは、ふだんは見えない通信の流れを、家からWebサイトまで順番に見ていきます。
知らない言葉が出てきても、今は全部覚えなくて大丈夫です。まずは自分の端末からWebサイトまで、どんな道を通るのかを見てみましょう。
01Web情報を読む仕組み
02サーバー要求へ応答する
03パケットデータを運ぶ単位
最初の全体図
ページが表示されるまでに通る、六つの場所
自宅でWi‑Fiを使う場合を例にします。矢印は、データが片道だけに進むという意味ではありません。実際の通信では、要求と応答が何度も往復します。
- 1端末
スマートフォンやパソコン。ブラウザが「このページを見たい」と要求を作ります。
- 2家庭内の接続
Wi‑FiまたはLANケーブルで、端末を家庭内ネットワークへつなぎます。
- 3ルーター
家庭内と外部の境界で、通信を次に渡す道を選びます。
- 4回線とISP
光回線などのアクセス回線を通り、ISPから外部のネットワークへ出ます。
- 5インターネット
世界中の多数のネットワークが、共通の通信規則で互いにつながっています。
- 6Webサーバー
要求されたHTMLや画像などを返します。返ったデータをブラウザが画面に組み立てます。
ブラウザでページを開く
アドレスを入力してから、画面に表示されるまで
一瞬に見える操作も、内部では複数の役割に分かれています。ここでは細かな例外を省き、HTTPSのWebページを開く代表的な流れを追います。
- 1
URLを読み取る
ブラウザは入力されたURLから、通信方法、接続先の名前、要求する場所を読み取ります。
- 2
DNSで接続先を調べる
DNSを使い、人が読むドメイン名に対応するIPアドレスを調べます。
- 3
パケットを宛先へ運ぶ
データをパケットという単位で運びます。途中のルーターは宛先IPアドレスを見て、次の区間へ渡します。
- 4
安全な通信路を確かめる
HTTPSでは、TLSによる暗号化と証明書の確認を行ってからHTTPの内容をやり取りします。
- 5
サーバーが応答を返す
サーバーは要求された内容を探し、状態を示す番号とHTML、画像などを返します。
- 6
ブラウザが画面を組み立てる
HTMLの構造、CSSの見た目、画像、JavaScriptの動きを組み合わせ、操作できるWebページとして表示します。
ここから読む六つの用語
全体図に出てきた言葉を、一つずつ確かめる
順番に読むと、通信の基盤、画面の仕組み、操作するソフト、場所の示し方、応答する側、運ばれる単位がつながります。
- 01インターネット→
ネットワーク同士がどのようにつながるか
- 02Web→
インターネットとWebを分けて考える
- 03ブラウザ→
URLやHTMLを画面へつなぐソフトウェア
- 04URL→
通信方法と接続先、場所を示す文字列
- 05サーバー→
要求を受け取り、処理して応答する側
- 06パケット→
ネットワーク上でデータを運ぶ単位
用語辞典
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