データ容量とは
データ容量は、料金プランなどで一定期間に利用できるモバイルデータ通信量です。英語ではdata allowance(データ・アラウアンス)やdata quota(データ・クォータ)と表します。
Web、動画、メッセージ、アプリケーション更新などでモバイルネットワークを通ったデータ量を積算し、契約上の上限と比較します。一般にダウンロードだけでなくアップロードも数えます。
「20GB」は通信の速さでも、端末に保存できる空き容量でもありません。契約期間内にネットワークを通してよいデータの量です。

何が容量へ入るかを分ける
Web閲覧、動画、音楽、対応表、ゲーム、ファイル送受信などを積算します。
メール同期、写真バックアップ、通知、広告、OS・アプリケーション更新もデータを使います。
写真投稿、クラウドバックアップ、動画会議の映像・音声も通常は計測対象です。
PCやtabletのトラフィックもスマートフォンの回線を通るため容量へ加わります。
事業者が特定サービスや管理通信を除外する場合がありますが、条件を確認します。
GB表記と端末表示には差が出ることがある
通信事業者のGBは通常10進単位で、1GBを10億バイトとして扱います。端末OSが二進系に近い表示をしたり、期間の開始時刻や計測層が異なったりすると数値差が生じます。
請求・制御には事業者側の記録が使われます。差が大きい場合は、端末の集計期間を契約更新日に合わせ、二重SIMの対象回線とテザリングを確認します。
共有・繰越・追加は「どの容量から使うか」が重要
家族や複数回線で一つのプールを共有する計画では、一人の大容量通信が全体へ影響します。回線ごとの上限を別に設定できるか確認します。
繰越分、基本容量、追加購入分には有効期限と消費順があります。翌月へ無期限に積み上がるとは限らず、契約変更で失効する場合があります。
上限後の処理は一種類ではない
上限へ達した後、一定の低速へ速度制限、追加料金、通信停止、追加容量購入、特定アプリケーションだけ利用可能など、計画ごとに動作が異なります。
「無制限」でも、混雑時の優先度、テザリング上限、動画品質、極端な利用へのfair-use条件が設定される場合があります。名称ではなく重要事項を読みます。
容量を減らすなら大きな通信源から確認する
OSのデータ使用量でアプリケーション別・回線別に確認し、写真バックアップ、動画自動再生、ダウンロード画質、アプリケーション自動更新、PCのOS更新を見直します。小さなテキストメッセージを一つずつ止めるより効果的です。
データ容量は、量、期間、対象通信、共有範囲、消費順、上限後の動作という六項目で読むと、料金と速度を混同しません。
data allowance到達後に速度低下、追加料金、停止など複数の処理があり得ることと、data cap・deprioritizationの区別の確認資料:FCC「Restoring Internet Freedom」関連記録、FCC Broadband Consumer Labels