用語辞典・インターネット全般

検索エンジン

検索エンジンとは

検索エンジンは、Web上の情報を収集・索引化し、入力された語句に合うページを探すサービスです。Google、Bingなどが代表例ですが、検索対象や順位の決め方はサービスごとに異なります。

検索のたびに世界中のWebページを一から読みに行くのではありません。あらかじめ発見・収集したページを解析し、検索用の索引(インデックス)へ整理しておき、利用者の検索語に合う候補をそこから選びます。

検索の準備ページを見つけてから検索結果へ出せる状態にするまで
  1. 1 発見URLを知る既知ページのリンクやサイトマップなどから候補を見つける

  2. 2 クロールページを取得クローラーがアクセスし、文書や画像などを読み取る

  3. 3 解析内容を理解本文、見出し、リンク、重複、言語などを処理する

  4. 4 索引化検索用に整理ページに関する情報を検索用データベースへ格納する

  5. 5 検索結果候補を提示検索語や状況に応じて関連するページを並べる

図1発見されたページが必ずクロール・索引化・表示されるとは限りません。閲覧制限、重複、内容、技術的な問題などにより、各段階へ進まない場合があります。

検索結果が作られる三つの段階

検索エンジンの働きは、大きく収集索引化検索結果の提供に分けられます。三つは連続していますが、同じ処理ではありません。

収集(クロール)
クローラーと呼ばれる自動プログラムがURLへアクセスし、ページの内容やページ内のハイパーリンクを取得します。
索引化(インデックス)
取得した内容を解析し、どの言葉や主題に関係するページか、同じ内容の別URLではないかなどを整理します。ここでいう索引は、本の巻末索引に似た検索用のデータ構造です。
検索結果の提供
利用者が入力した検索語と索引を照合し、関連性や品質など多数の要素をもとに候補を並べます。検索語、言語、地域、端末などによって結果が変わる場合があります。

検索語を入力した後に起きること

検索時の処理入力した語句と、用意済みの索引を照合する
Wi-Fi 遅い 夜

検索用の索引語句・主題・ページ情報を照合

1夜だけ遅いときの確認

2Wi-Fiの混雑と電波

3回線速度の測り方

図2検索結果は「検索語を含む回数」だけで決まりません。検索意図との関連、情報の有用性、ページの状態などを検索サービス独自の方法で評価します。

検索エンジンとブラウザの違い

ブラウザは、URLのページを取得して表示するアプリです。検索エンジンは、条件に合うページを探して検索結果を返すWebサービスです。

ブラウザのアドレス欄へ一般的な語句を入力すると、まずブラウザがそれを検索語と判断します。次に、ブラウザが設定中の検索エンジンへ語句を送信し、返ってきた検索結果ページを表示します。検索処理をしているのはブラウザではなく、その先の検索エンジンです。

完全なURLを入力した場合は、検索エンジンへ語句を送らず、そのURLが示す接続先を直接開きます。つまり、同じアドレス欄を使っていても、URL入力は目的地へ移動する操作検索語入力は目的地の候補を探す操作です。

検索結果にないページもWeb上には存在する

Webには、検索エンジンがまだ発見していないページ、ログインが必要なページ、運営者が索引化を望まないページ、技術的に取得できないページなどがあります。検索結果はWeb全体の完全な一覧ではありません。

また、検索結果の上位は「唯一正しい順番」を意味しません。検索語の解釈、情報の更新時期、地域、個人の状況によって、必要なページは異なります。医療、法律、料金、製品仕様などは、検索結果の説明文だけで判断せず、発信元と本文を確認します。

自然検索結果と広告

検索結果画面には、索引から選ばれた自然検索結果のほか、広告、地図、画像、動画、ニュースなど複数の表示枠が並ぶことがあります。広告には広告であることを示す表示がありますが、画面構成は検索サービスや検索語によって変わります。

広告を出したことと、自然検索結果で上位になることは別の仕組みです。検索結果を開く前に、表示されているURLや運営者名を確認すると、広告枠と自然検索結果を区別しやすくなります。

仕組みの確認資料:Google Search Central「How Google Search works」

関連用語