Webサイトとは
Webサイトは、一つのドメインや目的のもとにまとめられた、複数のWebページの集合です。企業の公式サイト、自治体の情報サイト、個人ブログ、通販サイトなどが該当します。
本にたとえると、Webサイトは本全体、Webページはその中の一ページまたは一章に近い関係です。ただしWebでは、ページごとに固有のURLを持ち、検索結果やリンクから途中のページへ直接入ることができます。
「集合」と判断する手掛かり
Webサイトの境界は、ファイル数だけで自動的に決まるものではありません。通常は次のような関係を総合して判断します。
- 運営者と目的
- 同じ個人・組織が、共通の目的や方針で情報を公開しています。
- ドメイン
example.jpのような共通のドメイン名や、その下のサブドメインを使います。- ナビゲーション
- ヘッダー、メニュー、パンくずリストなどから、同じサイト内のページを移動できます。
- デザインと情報設計
- ロゴ、色、見出し、分類、問い合わせ先などが共通しています。
一つのドメインに必ず一つのWebサイトだけがあるとは限りません。大きな組織では、部署やサービスごとにサブドメインを分け、独立したサイトとして運営する場合があります。逆に、複数ドメインを一つのサービスで使うこともあります。
URLからサイトとページを読む
https://example.jp/guide/start/
通信方法HTTPSで接続
サイトの手掛かりドメイン名
ページの場所パス
リンク先が同じサイトか確かめたいときは、ロゴや見た目だけでなくURLのドメイン名を確認します。偽サイトは本物に似た画面を作れるため、ログイン情報や決済情報を入力する前には、綴りやドメインの末尾まで読む必要があります。
Webサイトとサーバーは同じではない
Webサーバーは要求に応じてデータを返す機器またはソフトウェアであり、Webサイトは利用者から見た情報のまとまりです。一台のサーバーが複数サイトを提供することも、一つの大規模サイトを多数のサーバーで分担することもあります。
また、サイトの文章や画像が一台のサーバーだけに保存されているとは限りません。画像配信、動画、アクセス解析、決済などを別の事業者のサーバーから読み込む構成もあります。
「ホームページ」という言葉との関係
日本語の日常会話では、ホームページがWebサイト全体を指すことがあります。本来のホームページは、ブラウザを開いたときの開始ページや、サイトの入口となるトップページを指す言葉です。相手との認識が必要な場面では「サイト全体」「トップページ」のように言い換えると明確です。
Web資源・URI・表現の確認資料:W3C「Architecture of the World Wide Web」、RFC 9110「HTTP Semantics」